ポータブル電源は元が取れる?災害時だけでなく普段使いに価値がある

ポータブル電源

みなさん、もうポータブル電源を使っていますか?

ポータブル電源使ってみたいけど本当に買う価値はあるのかな?

値段も高いし、停電のときだけに使うんじゃ無駄でしょう。

確かに値段も安くないし、無くても困らないとお思いの方は多いと思います。

でも、電気に対して「時間をシフトする」「場所をシフトする」という2つのシフトに価値をみいだせる方には、ポータブル電源は間違いなくおススメです。

元を取るなら「時間をシフト」

ポータブル電源や蓄電池=電気をためておくものです。

それがあるからといって節電・節約にはなりません。

電気料金が昼夜一律ならポータブル電源にためてもためなくても使う電力量がおなじなら一緒。(なんなら充電することでのロス分は無駄)

深夜電力料金が昼間に比べて安いプランの方は、深夜電気をポータブル電源に貯めて昼間使えばお得。

自宅で太陽光発電しているなら、タダで手に入る電気を貯めておいて夜(昼間は太陽光発電でタダ)に使えばさらにお得です。

これは据置型蓄電池でも同じですが、ポータブル電源があると、

時間をシフトできるんです!

ここに電気量料金を比較しました。

昼間時間(6:00~1:00)35.76円/kWh
夜間時間(1:00~6:00)27.86円/kWh=昼間時間に対し▲7.9円/kWh
太陽光発電の売電価格(容量10kW未満)16.00円/kWh=昼間時間に対し▲19.76円/kWh
電気量料金の比較(2024年5月現在。東電EP、スマートライフL)。買取価格|FIT・FIP制度 – 資源エネルギー庁HPから。

もし2kWhクラスのポータブル電源を活用して1日1回ためておいた電気を消費できると、

深夜電力を昼間時間に使えば、1日15.8円=1か月474円=1年で5,767円の電気代節約になります。

昼間太陽光発電でためて昼間時間に使えば、1日39.52円=1か月1,186円=1年で14,425円の節約になります。

普段使いでも「場所をシフト」

もうひとつの使い道としては、外で電気を使いたいときです。

キャンプや車中泊、アウトドアでのBBQなどでは電化製品を使って快適にすごしたい。

いままでも電気を外に持ち出せていました。お祭りの夜店でガッーと音を立てながらエンジン発電機がまわっていましたよね。

ただこれを自分でやるかと言われると騒音も排ガスでてくるのでご遠慮していました。

でも、ポータブル電源があればすべて解決です。

家から電気を持ち出してホットプレートで場所を選ばずBBQしたり、夏のキャンプで冷たい飲み物をのんだりクーラーで涼んだり。

小さなお子さんがいても快適なファミリーキャンプができます。

また、庭仕事でも電動芝刈り機や電動耕運機を使うことができれば楽になり時間も短縮できます。

庭にコンセントがなくても好きな場所で電動機具が使えます。

とくに年をとってからの作業には大助かりです。

ポータブル電源があれば、お家から電気を持ち出して静かにクリーンに外で使うことができます。

場所をシフトできるんです!

 

以下の記事で、デイキャンプや車中泊など用途別にどのくらいの容量・出力のポータブル電源が適しているのかケーススタディしています。あわせてご覧ください。

 

まとめ

時間をシフトできれば、電気代を安くできます

場所をシフトできれば、人生の楽しみが広がります。

ポータブル電源はそれらに価値をみいだせることができれば十分に元が取れるものだと思います。

ぜひご自身のやりたいことにマッチするポータブル電源を見つけて楽しい時間を過ごしましょう。

 

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